挫折からの再スタートをどう切るか
短大を卒業し、憧れていた職業に就きました。しかし、職場環境が過酷で心身を壊し、わずか数ヶ月で退職しました。その後も心身の不調が続き、年金の手続きで役所を訪れた際に相談窓口を紹介されました。そこで家族や友人には話せなかったメンタルの悩みをじっくり聞いてもらい、気持ちが少しずつ落ち着くにつれて、再び就職を考え始めました。そして紹介されたサポステの利用を決意します。
立ち止まり、向き合う時間が必要だった
サポステに通い始めた頃は、まだ不安定な気持ちがあり、同じ失敗を繰り返すことへの恐怖から一歩を踏み出せませんでした。仕事に応募しても、面接に行けないこともありました。退職後は家族や友人以外と話す機会もなく、自分が何の仕事をしたいのかさえわからなくなっていた自分にとって、孤立感も大きな課題でした。初回の面談で連続セミナーを紹介され、「自己分析」を通じて、同じような立場の人たちと話すことが良いきっかけになるかもしれないと感じ、受講を決意しました。
自己分析と小さなグループで得た安心感と成長
セミナーでは、5人の少人数グループで、互いに支え合いながら自己分析を進めました。初めての自己分析に対して不安はありましたが、参加者との交流が気分を明るくする支えとなりました。特に、第三者からの意見を通じて課題が明確になり、面接練習の中で失っていた自信を少しずつ取り戻せました。また、自分の気持ちを誰かに話す機会が、リフレッシュや気持ちの整理に大きく役立ったと感じています。
理想と現実の間で揺れながらも、前を向いて進む
今も最初の仕事での挫折が心に残り、焦る気持ちと慎重に進みたい気持ちの間で揺れ動いています。でも、サポステのカウンセラーと相談しながら、短期的にはやりたい仕事で経験を積み、中長期的には憧れていた職業に関わる道を歩むというビジョンを持つようになりました。理想と現実を見据え、少しずつ前進する決意を新たにしています。