退職を機に感じた「怖さ」。ゆっくり進みたかった
新卒後、一社目を退職して、二社目の就活をしているときに、梅田のハローワークでサポステのチラシを見たんです。その後、二社目に就職したけれど、すぐに辞めてしまって。「どうしよう」「働くことが怖い」と思っているときに、あのチラシを思い出して、webの問い合わせフォームから問い合わせました。
仕事に対する不信感もあったから、すぐに「就職就職」て言われそうな機関は嫌で、そういうプレッシャーは避けたかったんですよね。サポステなら、ゆっくりでもいいん違うかなーと感じたっていうか。それに行ってみて合わなければやめよう!お試し!と思って問い合わせしました。
カウンセラーや同じ利用者との関わりが心の支えに
最初の面談では、泣いて泣いて涙が止まらなかった。なんていうか、詰まっていたものが吐き出せた・こんな私でも話を聞いてくれる人がいた・根気強く聞いてもらえたことを実感して、あの涙は嬉しさがあったんだと思います。
あの頃、自己肯定感がめちゃくちゃ低くて。でもサポステでは、うまく話せなくてもいいんだ!と思いました。仕事のことばかり話さないとあかんのかなーとプレッシャーがあったけど、普段の気持ちを話してもいいんだとか。今思うとですが、しんどい気持ちを吐き出せたからこそ、次のステップに行けたと思います。
セミナーは最初は緊張しましたが、他の人の今までのしんどさを知ることができたのは貴重な経験でした。カウンセラーさんからだけじゃなくて、同じような思いをしている仲間から、私自身のいいところを見つけてもらえたりして・・・それになんていうか自分だけじゃないんだ、こんな辛いのは、って思えたんですよね。だめだだめだ、と思っていたけど、自分も少し頑張ってみようとか。だから、今でも「一緒にセミナーを受けたあの人たち、どうしてるのかな、頑張ってるのかな」と思ったりします。あんな短い時間だったのに、心の支えみたいになってるかも。
信頼できる他の機関にもつながれた
若者ハローワークの担当者を紹介してもらえたことも、大きな転機でした。まさに「求人票を探してくれるプロ」といった方で、私に合いそうな求人をいくつか提案してくださいました。ドキドキしながら応募し、その後の面接練習では、またサポステに戻って、苦手な表現の仕方をカウンセラーさんにしっかりと鍛えてもらいました。その繰り返しの中で、まさか自分が通るとは思えないような高倍率の選考を突破し、ついに思い描いていた会社への就職が決まりました!
「私はこれでいいんだ!」自分に自信を持てるようになった
本当に通って良かったと思ってます。新卒で頑張るぞ!と入った社会人の世界だったのに出鼻をくじかれて、自分のことを卑下して、人間不信になって、どうしたらいいかわからなくなっていました。でも「あ、私これでもいいんや」とか「別に人生に失敗した訳じゃない」と思えたんです。自分のことを客観的に見ることができるようになれたかも。ここに来る前と後では、ミジンコとゴジラぐらいの違いがある!うん、小さな自信ができたんです、小さいけど。


